家族の海外赴任が決まって夢の海外生活。でも最初に感じる不安、それは「英語」ではないでしょうか。子どもの学校のこと、病院、買い物…。想像するだけで心配は尽きませんね。
でも、実は思っているほど大きな問題ではありません!この記事では、英語が苦手でも海外生活を乗り越えてきた経験者の声をもとに、具体的な対処法をご紹介します。
- 英語ができなくても海外生活は必ず乗り越えられる
- 毎日の基本的な会話は3ヶ月程度で身につく
- 便利なツールを活用すれば不安も和らぐ
- 家族との協力が何より大切
- 自分のペースを保つことが一番の近道
結論から言ってしまうと、英語が通じるエリアへの駐在の場合はトーキングマラソンかスピークを使うことをおすすめします。
・音声認識システムで何度でも練習可能
・毎日6スキットが自動更新
・アルク社の「キクタン英会話」ベースの厳選520フレーズ収録
トーキングマラソンは、「あと少しで出てくる!」というフレーズをそのまま覚えていく学習アプリ。スピークは、ある場面における英語を、単語・文法、短い文・フリートーク、という段階を追いながら学習できるAIアプリです。
学習の理想はアプリ学習で英語学習を習慣づけて、ChatGPTなどのAIツールで応用練習を行う。そしていざ実践をしてみてわからなかったことを再度アプリで学習する、というサイクルです。

▼関連記事▼【実践ガイド】ChatGPTで英語が話せる!英会話学習に使える最強プロンプト集

なぜ駐在妻が辛いと言われるのか?英語力不足で直面する4つの現実

先ほど「理想はアプリ学習で英語学習を習慣づけて、ChatGPTなどのAIツールで応用練習を行う。そしていざ実践をしてみてわからなかったことを再度アプリで学習」と書きました。
でも…これは理想論でしょ?!!という気持ちもよくわかります。
そこで、まずは「英語ができない」ことによってどのような辛いことが待っていると言われてしまうのか、例を挙げてみてみようと思います。
困難1.子供の学校生活でコミュニケーションがとれないから
学校からのお便りが読めない、先生との面談に不安を感じる、子どものクラスメイトの親との会話ができない…。教育に関する悩みは、駐在妻が最も頻繁に直面する課題です。
これらの課題に直面すると、子どもの学校生活をサポートできない自分に落ち込んでしまいがちです。でも、学校側も海外からの転入生への対応には慣れているもの。言語サポートの体制が整っている学校も多いですよ。
困難2.病院での説明理解が難しいから
体調を崩したときこそ、言葉の壁が高く感じられます。予約から症状の説明、診察内容の理解等、病院で乗り越えなければいけない会話はたくさんあります。
特に子供の体調不良時は、より一層不安が募りますよね。
どうして困難に感じるかというと、「難しくこたえようとしてしまう」のも原因の1つですが、それ以上に実は日本語には「あるもの」が、英語ではうまく使えなくなってしまうからなんです。
それは…ずばり、オノマトペです!
日本語では「ズキズキ」「ズキンズキン」「チクチク」などと言えばなんとなく通じるんです。でも、英語だとそれができないんです。これが、英語を介した病院会話を難しくさせる原因となっています。
困難3.日常生活での買い物や手続きに苦労するから

スーパーでの買い物、銀行での手続き、携帯電話の契約…。日常生活の様々な場面で英語は必要になります。商品の種類がわからない、説明書が読めない、店員さんの質問に答えられない。そんな状況は誰もが経験します。
こういった場面に役立つのがジェスチャーとスマホのグーグルレンズや翻訳機能ですよね。こういうツールをつかうと「この人わからないのか」と露骨に嫌そうな顔をされることもありますが、そんなことで落ち込まないようにしましょう。

買い物は何度も行うもの。最初は失敗をして恥をかくこともあるかもしれませんが、段々慣れていくので安心してください
困難4.駐妻の試練?!現地ママとの交流で孤独を感じてしまう


バースデーパーティーの案内、下校時の立ち話。子どもを通じた現地の保護者との交流は、海外生活を豊かにする大切な機会です。でも、英語力不足のために、せっかくのチャンスを逃してしまうこともあるのは残念ですよね。
駐在妻が大変だと言われるのは、このコミュニティ形成に苦労するからだと言われています。
特に女性は雑談を通じて「情報の交換」をする傾向が強いと言われています。にもかからず言葉が通じずわからない、というのはストレスになりますよね。


そうなると、夫に頼りきりになったり、外出を控えめにしたり、自分の殻に閉じこもりがちに。そんな状態が続くと、メンタル面での不調も出てきかねません。



特に日本での仕事を辞めて海外に来るとメンタル不調を起こしやすいので、逃げられる場所を見つけておくことも大切です
【体験談】駐在妻として辛い気持ちを打破した2人のエピソードと共通点
語学学習の方法論も大切ですが、「マインド」も大切です。ここでは、海外駐在で、それぞれの方法で辛い状況を乗り越えた2人の駐在妻の実体験をご紹介します。2人の共通点は、「できること」に目を向け、小さな一歩を踏み出したことです。
エピソード1:イギリス駐在5年目・Aさんの場合「とにかく食らいつく」
Aさんは英語力ゼロに近い状態でイギリスへ。最初は買い物すら億劫でしたが、「このままじゃ生活できない」と覚悟を決めました。
- 相手の言った言葉を、そのまま真似して口に出す
- スペルや文法は気にせず、耳で聞こえた音をそのまま発する
- わからなくても「もう一度言ってください」と何度でも聞く
- 間違えても恥ずかしがらず、とにかく話し続ける
「完璧な英語じゃなくても、伝えようとする姿勢があれば相手は理解してくれる」とAさん。諦めずに食らいつく姿勢こそが、壁を突破する最大の武器だったと振り返ります。
エピソード2:アメリカ駐在2年目・Bさんの場合「家を出て人の輪へ」
子どものいないBさんは、アメリカで孤独を痛感しました。夫は仕事で忙しく、家にいても話し相手がいない日々が続きました。
- 地元のコミュニティカレッジの英会話クラスに申し込んだ
- 英語力よりも「人と会える場所」を優先して選んだ
- クラスメイトとカフェに行くなど、授業外でも積極的に交流
- 完璧に話せなくても、笑顔で参加することを心がけた
「家にいたら誰とも話さない。それが一番辛かった」とBさん。スクールに通い始めてからは、同じように英語を学ぶ仲間ができ、孤独感が一気に軽減されました。待っていても状況は変わらない。自分から一歩踏み出すことが、孤立を打破する鍵だと実感したそうです。
【駐在妻向け】辛さを乗り越えるためのおすすめ英語アプリ学習方法


いかがだったでしょうか。駐在妻に大切なことはまず「マインド」です。でも、やはり語学学習の「やり方」も大切になってきます。
いざ英語学習を始めようと思ったときに大切なことは、より具体的に「どんな場面で」「どんな英語が必要になるか」という点です。
ヨーロッパでは、「ネイティブ」を目指すのではなく「どのようなシチュエーションで話せるようになりたいのか」を基準とした言語能力指標「CEFR」が定められているので参考にするといいですよ。
| レベル | レベルの目安 | できるようになること |
|---|---|---|
| C2 | ネイティブに近いレベルで使いこなせる |
|
| C1 | 上級レベル 自由自在に使える |
|
| B2 | 中上級レベル けっこう使いこなせる |
|
| B1 | 中級レベル 日常会話で困らない |
|
| A2 |
初級レベル 簡単な会話ができる
(まずはここを目指す!)
|
|
| A1 | 入門レベル |
|
駐在妻であれば、まずはA2レベルを目指せるようになるといいですね。先ほど紹介したアプリの他にも、スピークバディは、主にA2レベル向けのAI英会話学習コンテンツが豊富に揃っています。自分がどこまで目指せばいいのかの指標がわかりやすいためおすすめですよ。
・旅行・日常・ビジネス等のシーンが800以上
・発音や文法もAIがチェックしてレベルを判定
・恥ずかしさもなく、シャイでもできる
▼関連記事▼スピークバディは初心者向け?レベルチェックで英会話力を見える化しよう


ポイント1.現実的かつ具体的な場面を設定する
実は、「病院で症状を説明できる」だけでは、正直まだまだ抽象的です。「病院で頭が痛い時に聞かれそうな質問に答えられるようにする」等、もう一歩踏み込めるといいですよね。
実際に必要なのは「いつから痛いですか?」「ズキズキしますか、それとも重い感じですか?」といった具体的な質問に答える力です。こうした場面別の会話練習には、AIと実際に会話できるアプリ「Speak」がおすすめ。病院、スーパー、学校など、駐在生活で遭遇する具体的なシーンを想定した練習ができるので、実践的な力が身につきます。
・初心者から海外出張や留学を目指す方まで幅広く活用可能
・忙しい社会人でもスキマ時間で英会話を学べる
・7日間の無料トライアル実施中
ポイント2.よく使うフレーズから英会話練習を始めよう


「~はどこですか?」「~が痛いです」など、生活で本当に必要な表現を優先的に覚えましょう。
また、相手に何か言われたときにいつも「OK」しか言えない、という人はボキャブラリーを増やす練習をしてもいいですね。
アプリでフレーズを練習したら、ChatGPTなどのフリー会話ができるAIツールでさらに練習、そして実践の場に持っていく、というスタイルは本当におすすめです。
初級の日本語を学ぶ外国人でも、大体みなさん「やばい」「とか「めっちゃ」という表現を知っています。これは、日本人がよく使うのを耳にしているからなんですよね。
このように、よく使うフレーズ・聞くフレーズは繰り返すとすぐに口をついてでてくるようになりますよ。
よくつかうフレーズを一つずつ勉強するならアルクの「トーキングマラソン」が断然おすすめ。私も留学中に用いて、インプットとアウトプットの両方を行うことができました。
トーキングマラソンは、「聞くだけでは話せるようにならない」という課題を解決する、アウトプット特化型のAI英会話アプリ。1日5分からの手軽な学習時間と、AIによる発音判定で何度でも練習できる環境が特徴です。
厳選されたフレーズで実践的な英会話が身につき、毎日更新されるスキットで飽きることなく続けられます。
・音声認識システムで何度でも練習可能
・毎日6スキットが自動更新
・アルク社の「キクタン英会話」ベースの厳選520フレーズ収録
「とにかく早く英語力を上げたい」そんな気持ちはよくわかります。でも、焦って詰め込みすぎると、かえって長続きしません。効率的な方法を知り、自分のペースで着実に進めていきましょう。
駐在妻が使うAI英会話アプリ選びで気をつけたい4つのポイント


ここまで、繰り返しになりますが以下のポイントをお伝えしてきました。
- マインドを前向きに持つ(孤立すると辛くなってしまう)
- どんな英語力を身につけたいか、具体的な場面や姿を想像する
- 場面別・フレーズごとに定着をさせる
- AIアプリと実際の実践の場それぞれをうまく併用する
- 急がずに少しずつステップアップする
ここまで紹介したアプリ以外にも、最近は様々なAI英会話アプリが登場しています。
確かに便利な機能がたくさんあって魅力的に感じますが、先生が誘導してくれるオンライン英会話と違ってAIアプリは「自分で」やることを管理しなければいけません。
だからこそ大切なのはモチベーションを維持できる仕組みがととのっているかどうか。ここからは、アプリを使うときの注意点をお伝えします。
やってはいけないことは「数日試してすぐに次のアプリに乗り換えること」「無料にこだわりすぎること」「多機能すぎるアプリを選ぶこと」「アプリにだけ頼り過ぎること」です。
これから英語学習を始める駐在妻の皆さんに、実際の体験をもとにしたポイントをお伝えします。
NG1.数日試してすぐに次のアプリに乗り換える
語学アプリは、最低でも2〜3週間は継続して使ってみましょう。数日使っただけで「効果がない」と判断するのは早すぎます。
アプリの機能を理解し、自分の学習スタイルに合うかどうかを見極めるには、ある程度の期間が必要です。また、語学学習は積み重ねが大切。
実はどんなアプリも、最初のレッスンは今のレベルよりも簡単なところから始まります。それで、「あ、簡単だ。やめよう」となっても同じことを繰り返し続けてしまいます。
すぐに結果を求めて次々とアプリを変えてしまうと、どれも中途半端になり、結局何も身につきません。一つのアプリでしっかり基礎を固めることが、確実な上達への近道です。
NG2.「無料」にこだわりすぎてお金を払おうとしない
| 無料の語学学習 | 有料の語学学習 |
|---|---|
| お金がかからないので気軽に始められる 広告が多くて集中力が途切れる 「無料だから」と思うと、サボっても罪悪感がなく続かない 実践的な機能が使えず、いつまでも「読むだけ」の学習になりがち | 「お金を払った」という事実が、継続のモチベーションになる 実践的な会話練習ができるので、本当に使える英語が身につく 学習データの分析や個別アドバイスで、自分の弱点がわかる 月額費用がかかる 複数アプリを試すのにお金がかかるので、選択を慎重にする必要がある |
無料版だけで語学力を伸ばそうとするのは、かなり遠回りです。無料プランは機能が限られていることが多く、本格的な学習には物足りません。
月額1000〜3000円程度の投資で、AI会話練習や詳しい解説、個別フィードバックなど、学習効率を大きく高める機能が使えるようになります。
駐在生活で早く現地に馴染むためには、「無料」にこだわって上達が遅れるより、適切な投資をして効率よく学ぶ方が、結果的に時間もストレスも節約できます。
NG3.AI英会話アプリの機能が多すぎると続かない可能性も


アプリを開いたら、まずは何をすればいいのかわからない…。そんな経験ありませんか?発音練習、シャドーイング、単語帳、リスニング、文法問題など、機能が多すぎると、かえって混乱してしまうこともあります。
大切なのは、自分が本当に必要な機能を見極めること。例えば、買い物で使う表現を覚えたいなら、その場面に特化した練習に集中する方が効果的です。
あれもこれもと欲張りすぎると、結局どれも中途半端になってしまいがちです。
NG4.せっかく海外にいるチャンス!AI英会話アプリだけに頼りすぎないようにしよう
便利なAIアプリですが、これだけに頼るのはもったいないですよね。スーパーのレジで練習した英語を実際に使ってみる、公園で出会った近所のママと世間話をする。そんな日常の小さなチャンスを大切にしましょう。
実際に会話をしてみると、アプリで練習した表現が自然と口から出てくる瞬間が必ずありますよ。
その時の喜びは、次への大きな励みになります。海外にいるのであれば、アウトプットしてなんぼです。チャンスは自ら作っていきましょう。
「辛い」気持ちを乗り越えた先に駐在妻に待っているものとは?


繰り返しお伝えしている通り、海外赴任が決まったとき、英語力に不安を感じるのは当然のこと。でも、英語学習を始めることで、想像以上の良い変化が訪れます。英語ができるようになることは、単なるコミュニケーションツールの獲得以上の価値があるからです。
【つらくても成果は出る】駐在妻の英語力は3ヶ月で確実にアップ
駐在妻の何よりもいいところは、アウトプットの場があるところ。
「全然話せなかったのに、3ヶ月でこんなに変わるなんて!」そんな声をよく耳にします。例えば、スーパーのレジで最初は身振り手振りだった会話が、簡単な質問に答えられるようになり、次第は世間話もできるようになります。



毎日いやでも英語を耳にする生活ですからね、習うより慣れろとはまさにこのこと!


人間の脳は、必要に迫られると驚くほど柔軟に対応するもの。海外にいると語学力はどれくらい伸びるのかはこちらの記事もご覧ください。


自分ががんばれば駐在先で子供の英語力が飛躍的に向上する
単純なことですが、家族にとってこれ以上にプラスのことはありません。何のために語学学習を頑張るのか?そこに「子どものため」という強い動機があれば、自分の英語学習もずっと頑張れます。
親子で学ぶことには大きな利点があります。子供は親の学ぶ姿を見て「ママも頑張っている」と励みにしますし、親も子供の上達に刺激を受けて、より意欲的になれます。
子供と一緒に英語の絵本を読んだり、宿題を手伝ったりする時間は、きっと将来の素敵な思い出になります。成長の過程を共有できるのは、海外駐在ならではの特別な経験かもしれません。
自分に自信がついたら、たとえば時差を活用して在宅で仕事をしたり、フリーランスとして翻訳や通訳に挑戦したり日本とのリモートワークにも挑戦できます。せっかくの海外生活、新しいことにチャレンジする良いきっかけになりますね。
【まとめ】完璧な英語は必要ない!できないと嘆く前に一歩を踏み出そう


駐在妻として海外で生活するのは、確かに勇気のいることかもしれません。特に、英語に自信がないと不安になるのは当然のことです。
でも、英語学習は「向いている」「向いていない」の話ではなくて、マインドとやり方が大切になってきます。
- 目指すことは完璧な英語ではなく、必要な場面で必要なコミュニケーションが取れるようになること。
- フレーズを覚えて実践の場で使ってみる
- 目的に沿った場面練習をする
- 「このツールで学習しよう」と決めたら、一定期間は一つのことを続ける
先ほどご紹介したSpeakアプリは、場面別の練習に特化していて便利です。ただ、機能が多いと感じる場合にはシンプルでフレーズ学習に特化したトーキングマラソンをお勧めします。
5分からの短時間学習で、しかも自分のペースで何度でも練習できる。まさに、忙しい駐在妻の味方になってくれるはず。無料お試し期間もあるので、まずは気軽にチャレンジしてみませんか?
あなたの駐在妻としての海外生活が、より充実したものになることを願っています。今日から一緒に、新しい一歩を踏み出してみましょう!
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・初心者から海外出張や留学を目指す方まで幅広く活用可能
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・7日間の無料トライアル実施中











