留学前の英会話スクールは無駄？本当に効果的な英語準備法を経験者が解説【2025年版】

今回は、こんな悩みを解決できる記事を用意しました。実際に留学を経験し、英会話スクールでの失敗体験した私が、本音で留学前の英語準備について語ります！

実際、私自身も「とりあえず英会話スクールに通えば何とかなるだろう」と軽い気持ちで始めて、結果的に時間とお金を無駄にしてしまった経験があります。でもその後、正しい準備方法を見つけて留学を成功させることができました。

前半では英会話スクールの現実について、後半では本当に効果的な留学準備について紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

留学前の英会話スクールは本当に必要？【結論：人による】

留学前の英語準備について調べると「英会話スクールに通うべき！」という記事を目にしますが、正直なところ、万人におすすめできるものではありません。

私自身の体験と、留学仲間たちの話を聞く限り、英会話スクールの効果は人によって大きく変わるというのが現実です。

結論から言うと、明確な目的と強い意志がある人には効果的ですが、なんとなく通い始める人には無駄になりがちです。

ん？当たり前のことでは？と思うかもしれませんが、私自身はそのことを身をもって体感しました。まずは私の失敗談から、なぜそう言えるのかを説明しますね。

私が留学前に英会話スクールで失敗した理由

恥ずかしい話ですが、私は留学前に某大手英会話スクールに一括契約（一括払い）をして、ほんの3ヶ月で挫折しました。1か月目の気合は十分でした。マンツーマンだけではなくグループレッスンにも通いました。

しかし、3ヶ月も通って、結果的にほとんど上達しませんでした。

一括払い、返金なしだったような記憶なので（このへんはあいまい）20万円くらいをドブに捨てたような感覚です。

失敗の原因は明確でした！！！

特に致命的だったのは、「留学で困らない程度」という曖昧な目標設定でした。留学といっても、アルバイトをするのか、大学に通うのか、ビジネス研修なのかで必要な英語は全然違います。当たり前だろおおおおおう。と。

当時の私は「とりあえず英会話スクールに通っておけば安心」という思考停止状態だったので、「これ、本当に定着するのかなぁ」と半信半疑なままだらだらと勉強をしていました。

案の定、この数ヶ月で学んだ英語のフレーズは一切つかいませんでしたよっと★

留学前の英語準備で本当に大切なこと

失敗を経て気づいたのは、留学前の英語準備で最も大切なのは「目的の明確化」だということです。

留学の目的によって、必要な英語のレベルも種類も全く違います。はい、もう当たり前のことを書きますけれども、ちゃんと言語化してみてくださいね。

• ワーホリでアルバイト：接客・販売の基本フレーズ、簡単な日常会話
• ビジネス留学：プレゼンテーション、ディスカッション、メール作成
• 大学・大学院留学：アカデミックライティング、講義の聞き取り、論文読解

「英語ができるようになりたい」ではなく、「○○のために、△△レベルの□□な英語ができるようになりたい」まで具体化することが重要です。

実際、私の留学仲間で英語が上達した人たちは、みんな明確な目標を持っていました。カフェでアルバイトをしたかった友人は、接客英語に特化した勉強をしていましたし、MBAを目指していた先輩は、ビジネス英語とプレゼンテーション練習に集中していました。

留学前の英会話スクールで効果がある人・ない人の違い

項目	効果がある人	効果がない人
目的	「現地のカフェでアルバイトするために接客英語をマスターしたい」など具体的	「留学前だから」「英語ができるようになりたい」など曖昧
英語基礎力	中学英語レベル（英検3級程度）はある	be動詞がわからない
継続力	週2回のレッスンを半年続けられる	「今月は忙しいから来月から」を繰り返す
学習姿勢	予習・復習をして積極的に質問する	レッスンを受けるだけで満足してしまう
経済状況	出費は問題ない	月謝の支払いがきつい、教材費をケチる
性格	間違いを恐れずに積極的に話そうとする	完璧を求めすぎて黙ってしまう
時間管理	自習学習時間を確保できる	忙しくてレッスン以外の勉強時間がない
留学までの期間	6ヶ月以上の準備期間がある	留学まで2-3ヶ月しかない

私の失敗談だけでは説得力に欠けるので、留学経験者数名にもアンケートを取ってみました。

その結果をもとに、英会話スクールが効果的な人とそうでない人の特徴をまとめてみました。この違いを理解しておけば、自分に英会話スクールが必要かどうか判断できるはずです。

英会話スクールが効果的な人の特徴5つ

語学学習で最も大切なのは、コツコツと継続することです。大切だけど難しいんですよねぇ。

英会話スクールは週1-2回のレッスンに過ぎません。本当に上達するかどうかは、レッスン以外の時間にどれだけ自主学習できるかで決まります。

厳しいようですが、「先生が何とかしてくれる」という受け身の姿勢ではなく、自分で目標を設定し、計画的に学習を進められる自主性がある人だけが、英会話スクールの恩恵を受けられます。

英会話スクールが無駄になる人の特徴3つ

英会話スクールで失敗する人の共通点は、スクールに「依存」してしまうことです。

「高いお金を払ったから必ず上達するはず」「週1回通えば話せるようになる」という甘い考えでは、確実に挫折します。

語学学習は一朝一夕にはいかないもの。毎日の積み重ねが何より重要で、スクールはその一部でしかありません。

自分で学習計画を立て、毎日コツコツと努力を続けられない人は、どんなに良いスクールに通っても結果は出ないでしょう。

あなたはどっち？簡単チェックリスト

自分が英会話スクール向きかどうか、以下のチェックリストで確認してみてください。

• 留学の目的が明確で、必要な英語のレベルもわかっている
• 月3万円×6ヶ月の出費は問題ない
• 中学英語レベルの基礎はある（英検3級程度）
• 週3回以上、英語学習の時間を取れる
• 間違いを恐れずに積極的に話せる
• 継続力には自信がある

3つ以上チェックが付いた人は英会話スクールが効果的かもしれません。2つ以下の人は、まず他の方法を検討することをおすすめします。

留学前におすすめの英会話スクール【短期集中型のみ】

ではここから、チェックリストで3つ以上該当した人向けに、本当におすすめできる英会話スクールを紹介します。ただし、留学前の英語力UP！に限って言うと、私がおすすめするのは短期集中型の高額スクールのみです。理由は後ほど説明しますね。

ライザップイングリッシュ：2ヶ月で結果重視のパイオニア

ライザップイングリッシュの最大の魅力は、強制力の高さです。毎日専属トレーナーから学習管理の連絡が来るので、サボりたくてもサボれません。

留学まで2-3ヶ月しかない人で、「何が何でも英語力を上げたい」という強い意志がある人には効果的です。

ただし、料金が高額なので、本気度が問われます。「ちょっと英語を話せるようになりたい」程度の気持ちなら、別の方法を選んだ方がいいでしょう。

PROGRIT：コーチング型で学習法改善

PROGRITは英会話レッスンではなく、効率的な学習方法を教えてくれます。「何を、どのように、どのくらい勉強すればいいか」を科学的に設計してくれます。

留学前の限られた時間で最大効率を求める人におすすめ。特に、今まで英語学習で挫折してきた人は、正しい学習法を身につけることで劇的に変わる可能性があります。

従来型スクールをおすすめしない理由

NOVA、ECC、イーオンなどの従来型スクールをおすすめしない理由は明確です。あ、べつにこれらの会社がだめといっているわけではありません。ただ、留学前の短期集中をしたい人にとっては、他にも道があるよ。というお話です。

基礎がない初心者の場合、従来型スクールで「英語に慣れる」という効果はあります。でも、それなら月1万円以上払うより、アプリやオンライン英会話の方がコスパが良いというのが正直なところです。

また、やはり「目標設定」や「短期スパンでの目標の振り返り」「復習の強制力がない」などが多く、「なんかただ30分話して終わったなぁ」となりかねない危険性があります。

【コスパ最強】留学前の英語準備はアプリ＋オンライン英会話

ここからが本題です。私が実際に試して効果があった、コスパ最強の留学前英語準備法を紹介します。英会話スクールに通わなくても、正しい方法で勉強すれば十分に留学準備はできますよ！

基本的な流れは「アプリで基礎固め → オンライン英会話で実践練習」です。この順番が重要で、いきなりオンライン英会話から始めると挫折する可能性が高いです。

• スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース

リクルートが開発した、海外旅行・留学に特化した英語学習アプリです。実際に留学先で使うシチュエーションを想定したコンテンツが充実しており、空港での手続きから現地での買い物まで、幅広い場面をカバーしています。

ストーリー仕立てになっているので飽きずに続けられます。回を重ねるごとに登場人物が増えて、「この人どうなるんだろう？」みたいに、どきどきしながら読み進めます。笑。

• Speak（スピーク）

AI講師と1対1でスピーキング練習ができるアプリです。人間相手だと緊張してしまう人でも、AIなら恥ずかしがらずに話せます。

留学前の「話すことに慣れる」練習として最適です。語彙チェック→簡単な練習問題→ロールプレイ、というふうに順番がきちんと組み立てられていました。

• トーキングマラソン

アルクが開発した「キクタン英会話」をベースにした、瞬間英作文トレーニングアプリです。短い英文を瞬時に作る練習を繰り返すことで、英語の反射神経を鍛えます。

留学先で「言いたいことはあるのに、英語が出てこない」という状況を防げます。料金は高めですが、スピーキング力向上の効果は抜群です。

基礎がまったくない人は、まずDuolingoで中学英語レベルまで上げてから、有料アプリに移行するのも効果的です。

留学前から帰国後まで使える英語学習ツール

最後に、留学前の準備だけでなく、現地での生活、帰国後の英語力維持まで一貫して使えるツールを紹介します。一度慣れたツールを継続して使うことで、効率的に英語力を維持・向上させることができます。

現地でも継続できる英語アプリの選び方

レベル調整が柔軟にできるアプリを選ぶことが大切です。現地での生活を通じて英語力は確実に向上するので、それに合わせて学習レベルも上げていける仕様になっているアプリの方が長期間活用できます。

初級から上級まで幅広いコンテンツを用意しているアプリなら、留学期間中ずっと使い続けられるでしょう。

留学中の英語力キープ方法

留学中は英語に囲まれた環境にいるので自然に上達すると思われがちですが、実は意識的な努力が必要です。特に日本人が多い語学学校や職場では、日本語に逃げてしまいがちです。

まずは、毎日の振り返り（日記）を英語で書く習慣をつけることです。その日に学んだ新しい表現や、うまく言えなかった内容を英語で日記に記録しましょう。私は留学中、毎晩寝る前に5分だけでもその日の出来事を英語で書くようにしていました。

現地の人との積極的な交流も欠かせません。Meetupや現地のイベントに参加し、ネイティブスピーカーとの会話機会を意識的に増やしましょう。最初は緊張しますが、実践的な英語力向上には欠かせない要素です。語学学校の友達だけでなく、現地の人たちとのネットワークを作ることで、より自然で実用的な英語表現を身につけることができます。

定期的なレベルチェックも重要です。月1回程度、EF SETなどの無料英語テストを受けて、自分の英語力の向上を客観視しましょう。数値で成長が見えるとモチベーション維持につながりますし、弱点も明確になります。

まとめ：留学前の英語準備は目的を明確にしてから始めよう

長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました！私の失敗談から成功体験まで、包み隠さずお話しさせていただきました。

最も重要なのは、「なぜ留学するのか」「留学先で何をしたいのか」を明確にすることです。目的が明確になれば、必要な英語の種類もレベルも自然と決まります。

私は最初の留学では準備不足で苦労しましたが、2回目の留学では事前準備をしっかりと行い、充実した経験を積むことができました。準備の差が、留学の質を大きく左右することを身をもって体験しています。

英会話スクールに通うかどうかで悩んでいる人は、まず自分の目的を明確にしてから判断してください。そして、スクールに通わなくても効果的な準備方法はたくさんあることを覚えておいてくださいね。

みなさんの留学が素晴らしい経験になることを心から願っています！